投稿者: tsukuruto

オンライン取材のポイント

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンライン取材が増えています。オンライン取材は、実際に会って行う取材と勝手が違うものです。ライターとしてオンライン取材を数多く行ってきた私の経験から、オンライン取材の方法、うまく進めるコツをご紹介します。

取材内容をノートに書き込む
オンライン取材に必要なこととは?

(1)オンライン取材の準備

オンライン取材に限らず、取材を行う前の準備はとても大切です。次のような準備を行いましょう。

  • 完成原稿(成果物)のイメージをつかむ
  • 取材で出てきそうなテーマの資料やWEBを読んでおく
  • ヒアリングシートを作り、インタビュー対象者(インタビュイー)に事前に渡す
  • インタビュー対象者のプロフィールやホームページ、SNSを確認する
  • インタビュー対象者が単数か複数か確認し、誰にどんなことを聞くのか決めておく
  • オンライン取材のツールを確認して、インタビュー対象者に事前に知らせる
  • オンライン取材の前日(前営業日)に、インタビュー対象者に再度、メールで知らせる

特に「オンライン取材からどんな記事にするのか」という方向性を定めておくことが重要です。あらすじを予定しておかないと、オンライン取材であちこちに話が飛んでしまい、大事な話を聞けないことがあります。成果物の方向性を、インタビュー対象者と共有しておければよりよいです。

(2)オンライン取材の当日

オンライン取材の当日は、開始時間までに、あらためて資料に目を通して心の準備をします。「相手にこんなことを話してもらいたい」「相手はこんなふうに答えるかな?」など想像をめぐらせておくと、取材に入りやすいです。

オンライン取材での服装は、シャツ・ブラウスにジャケットを着用する程度のオフィシャルさをおすすめします。

オンライン取材の背景は、すっきりとしているとよりよいです。シンプルなバーチャル背景を使ってもいいでしょう。私の場合は、余計なものが映り込まないように壁を背にしてパソコンを設置しています。

オンライン取材の15分前には、静かで集中できる環境を整えます。オンライン取材の時間帯に来客や電話でじゃまされないよう、機器をミュートにしておきます。取材中に喉が乾くことがあるので、パソコンとは別の場所に、水を用意しておくといいですよ。

オンライン取材ツール(Zoom、Skype、Google Meet、Microsoft Teamsなど)のURLを確認して、ページを開いておきましょう。ビデオや音声の事前テストができるツールもあるので、テストしておきます。録音するためのICレコーダーや画面収録の準備もお忘れなく。

オンライン取材の5分前くらいには、ログインして通話をつなげておき、インタビュー対象者のログインを待ちます。うまくつながらないときには、電話で説明しましょう。

(3)オンライン取材の開始

インタビュー対象者との通話がつながったら、簡単に名前を名乗って「本日はよろしくお願いします」とあいさつします。そして、音声の状態を確認しましょう。「音ははっきり聞こえますか?」「こちらはよく聞こえています」といったやりとりのあと、会話を始めます。

・アイスブレイクで始める

冒頭では、取材の趣旨をあらためて説明してから、少し雑談を加えるとベターです。「○○さんのブログを拝見して……」「○○さんの○○にはとても興味があって……」など、取材対象者の関心がありそうな話題を振ってみます。専門用語では「アイスブレイク」と言われる、リラックスを引き出す方法です。ただし、長い話になる前に切り上げましょう。

・本題に入ったら情報をもれなく聞き取る

アイスブレイクのあとに本題に入ります。事前に渡したヒアリングシートに従って質問していきましょう。

ひとつの質問に対して相手の回答が終わったところで、「もう少し膨らませたい」というところを質問して補足します。これもあまり長くならないようにします。一通り、ヒアリングシートの内容を最後まで聞く必要があるからです。

オンライン取材では、対面と異なり、話のニュアンスを理解することが難しいので、「それは○○ということですか?」「つまり、○○ということですよね」と自分なりに言い換えて、確認をしながら話を進めましょう。

ヒアリングシートの最後の質問まで聞き終わったら、「もう少し聞きたい」というところや「ここの具体例がほしい」というところを質問します。成果物(最終の的に執筆する記事)に必要な情報がすべて揃ったかを確認しましょう。取材中に用意ができない情報であれば、取材後にメールで送っていただくようにお願いをします。

・取材の最後は感謝で締めくくる

オンライン取材の最後では、「お話が足りないところはありませんでしたか?」「これも言っておきたいということがあれば、ぜひ」と言って、補足情報を引き出しましょう。そのあと、感謝を伝えるとともに、今後のスケジュールをお伝えして終了します。オンライン取材が予定時間に収まるように気をつけましょう。

オンライン取材の「退出」のタイミングは、個人的には、「相手が切るまで待つ」より「相手と同時」くらいがちょうどいいと思います。「それでは失礼します」と言って、ひと呼吸置いてから「退出」しましょう。

オンライン取材は「丁寧さ」が大切

一通り、オンライン取材の流れをご紹介しました。事前の準備から取材本番まで、丁寧に対応するよう心がけましょう。

フリーライター 加藤由起子

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MAのおすすめ本

『マーケティングオートメーション 最強の導入手法』小池智和著を読みました。

「MAって何?」「どうやって始めたらいい?」というところから勉強できます。

キャプチャー画面には、PardotとSalesforceが使われているので、これらを利用している方には特におすすめの本です。

マーケティングと営業の連携方法や、アクティブプロスペクトを増やすためのテクニックなどが載っていて、参考になります。

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Googleデジタルワークショップ認定証を取得

この機会に勉強しようと思い、Googleデジタルワークショップ「デジタルマーケティングの基礎」認定証を取得しました。

初歩的な内容から丁寧に学べるので、「これからインターネットを使った販売促進を始めたい」「オンライン広告の種類や基礎について学びたい」「検索エンジンに広告を載せたい」といった方におすすめです。

長年、デジタルマーケティングに携わってきた方にとっては「もう知っている」という箇所も多いと感じるかもしれません。しかし、最新のオンラインプロモーション事情を総まとめで復習できるので、チャレンジする価値はあると思います。

特にローカルビジネスを営む方にとっての「ローカル検索」対策の重要性や、今でも大切な販促手法であるメールの書き方のヒントなどは、なるほどと思わされました。

Googleデジタルワークショップの講習には、日本人による動画のほかに、テキストも用意されています。一つのテーマごとに練習問題があり、一つのシリーズが終わるたびに「章末問題」をクリアする必要があります。「章末問題」を全問正解すると、バッジがもらえます。そして、26の章を修了すると、認定証取得のための最終問題が表示され、既定の正解率を越えるとPDFの認定証(証明URLのリンク付き)が取得できます。

かなりのボリュームがありますが、お時間がある方はぜひチャレンジしてみてください。

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